鑑識・米沢守の事件簿


先週の土曜日に見てきたので,それを少しだけレビュー.
この映画は昨年公開された相棒・劇場版とほぼ時期を同じくして起きたという設定である.
そのため,所々出ててくる右京さんと薫ちゃんが映画と同じ雰囲気を醸し出している.
原作が小説であるので,そちらを一度読んでから映画を見るとなおおもしろいと思う.

普段,右京さんが知的に事件を解決していくが,米沢さんは物証を中心に,色々躓きながらなんとか解いていく.右京さんに貸してもらったCDをヒントに事件を解決するというストーリー.非常におもしろい.最初からずっと犯人と目されている人物が実は犯人ではなく,事件の解決のための情報屋(?)が実は…,という展開はどこかで見たことがあるような展開であるが,きちんと味付け直して,相棒の世界観で語っている点がすばらしい.
非常に見応えのある作品だと思う.

このように,相棒のスピンオフ作品がこれからも出てくれることを望む.早く10月から放送するであろう相棒第8シーズンの情報が出てこないかなぁ.