映画「アマルフィ 女神の報酬」を見た


映画「アマルフィ 女神の報酬」を見た.宣伝がばんばんされていたので,興味を持ったのですが,結構サスペンスな感じで良かったです.フジテレビが本気で作っただけあって,役者が豪華.最後は悲しい結末なのですが,全体的に見て,おもしろかったという感想です.

ストーリーの前半は,誘拐事件の解決のための奔走.織田裕二さんと天海祐希さんが,かなりダッシュしている姿が大変格好良かった.二人が真剣に事件に取り組んでいる姿が何ともいえません.そこから二人に諍いがありますが,その中で芽生える信頼というのもきちんと作品に入れられていたので良かったと思います.また,政府が過去に犯した罪を犯人が糾弾する,というのが後半のメインテーマになります.最近,こういう感じの話が多いような気もしますが,恐らく我々視聴者がこういうのを求めているからでしょう.手口としては,ありふれているような気もしますが,その切り口が大変おもしろいです.犯人は,大抵,自殺して終わりますが,この作品では,「生きて償う」というのをきちんと入れています.これは大変重要だと思います.このあたりがありきたりな作品になってしまっていない,原因なのかもしれません.

ただ,外交官黒田の本当の仕事や伏線と思われるような,思わせぶりなことが多いので,実はこの前の話やこの後の話があるのかも知れません.原作を読むとそのあたりが解明するのかも.今度チェックしてみようかと思います.

昨日も映画館は人が多かったです.人が多いせいか,109シネマズのロビーで,いつも椅子が置いてあるところに椅子が置いてありませんでした.アマルフィは大人向けの映画なので,子供連れはいませんでしたけど,映画館は子供連れであふれていました.賑やかな映画館もなれるとなかなか良いですねぇ...

それにしても,最近,このブログでは,映画の感想のエントリしか書いていない気がしますね.