映画「ラスト・ブラッド」を見て


映画「ラスト・ブラッド」を見ました.
先の「重力ピエロ」のエントリと同様に,先週の公開初日に見たのですが,以下同文….

アニメ映画「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写化ということで,結構期待しておりました.
その期待に裏切られない,内容だったと思います.

サヤを演じた女優 チョン・ジヒョン のアクションは,素晴らしかった.体当たり感が良かったです.
最近の流れの中華風アクションを取り入れたアクションは,本当にかっこうよかった.
何より,あの美しい顔であんな激しい動きをしているのをずうっと眺めていられる,そんな映画だったと思います.

オニと人間の間に生まれた子という設定なのですが,オニとしての力をふるうあまり,人間の心を失っていくのではないかという葛藤を心の中に抱えながらの戦い.また,友情が芽生え,共闘(?)していくというのもなかなかのものです.

戦闘シーンが重視で,ストーリーとしての辻褄で気になる点はありましたが,全体的に見ておもしろい作品だったと思います.しかし,血しぶきが飛び散ったり,人型のオニの首がはねられたりと,なかなか残酷なシーンが多いので,心の準備をしてから見た方が良いかもしれません.