大実験その14【その2】

【その1】の続きです。

ところで、本番用のコースが今回の実験で発表された。
発表された時間が午後8時を過ぎていた時点で、なんだかなと思うが…。
さて、この本番コースは静岡県の「富士スピードウェイ」を参考にして作られたコースらしい。
大きさは、だいたい畳3畳強ぐらいだとおもう(勘)。

 そのコースを他の班に先んじて走ってみました。(助手の先生に、まぁ走ってくれと半ば強引な形でしたが…。)一週がだいたい25秒程度。きちんとコースアウトせずに走りきりました。まぁ、そりゃそうか、今まで使ってきたコースでもだいたい走ってきたのだから…。しかし、端から見ていてトロイの何のって、見ているのがものすごくじれったく感じました。今までは、小さなこじんまりしたコースを走ってきていたので、気にならなかったのですが、でっかいコースを走ると、その遅さが目立ちます。
 先生が作られた車は、我が班の車よりもずっとはやくてだいたい一週12,3秒で走りきりました。結構、制御の安定限界に来ているみたいで、たまに不安定になっていましたが、十分な感じでした。
 その速さに導かれるように、我が班の車も基本速度を上げることや、直線での原則を減らすための工夫を少し加えたら、一応一週20秒を切ることが出来るようになりました。でも、まだまだ約半分に減らさなければならない現実が目の前に立ちはだかっています。どうしましょう。

 先日の最後の方に少し気がついたことがあります。今まで手元で走らせていたコースではコースアウトしてしまうようなパラメータでも、富士スピードウェイの方はコースアウトせずにきちんと走りきる。
なぜだか分からないけど、もう少し直線での平均速度を上げても富士スピードウェイの方は、いけるかもしれない…。