中日サンデー版「電波新時代」

名古屋近辺の人ならたいてい中日新聞を取っているので、名古屋近辺の人なら読んだに違いない(汗)、中日サンデー版「電波新時代」という小冊子。

毎週楽しみに見ているのだが、今週は自分の分野なので興味を持って読むことが出来た。

毎週、新聞2ページ分にかなりうまくまとめてあるなぁとは思っていたが、自分の専門的なところになると、そのうまさがよく分かる気がする。

電波の周波数による使われ方の分類や、現代の電波の使われ方(例:無線LAN、3G携帯、地上ディジタル放送など)も書かれていたり、さらにはよくいわれる電磁波と健康のことまでふれてあった。

電波の紹介にはもってこいのものなのですばらしい出来だったといえる。大切に取っておこうと思った。

特に一番うまいなぁと思わされたのは、周波数再編を電車の座席にたとえてあったところだ。
現在あまり使われていない周波数帯を、今使っている無線局に給付金を払って帯域を明け渡してもらうのを、人が乗ってきたから座席を詰めるのにたとえてあったのは秀逸だったような気がした。これなら全く知らない人でも簡単に理解できると思った。

新聞記者というのは本当に人に伝える文章を書くのが得意だなと感じた、日曜日だった。