Thunderbirdの切り離し


上記以外でも各所で言われていることだが,Thunderbirdの未来が危うい.
というのも,
Thunderbird を以下のいずれかの形態で分離させようというもの。

   1. Mozilla Foundation と同じ形態の非営利団体として
   2. Mozilla Corporation のような Mozilla Foundation 内の子会社として
   3. SeaMonkey のようなコミュニティプロジェクトとして
であるからである.

大げさに言ってしまうと,Thunderbirdの切り捨てである.
確かに,今までの流れを考えても,FirefoxにくらべてThunderbirdの扱いは低い.
例えば,Thunderbirdは2.0の次がいきなり,2.0.0.5になるなど,
Firefoxとただ番号をあわせるためだけに,いきなりバージョンナンバを上げるなどなど.

また,Firefoxに比べ,Thunderbirdの完成度はまだ高いとは言えない.
僕が一番気になっているのは,
Thunderbirdのアドレス帳の弱さである.
日本語でのソートがうまくいっていない.
僕に腕があったら,拡張機能ででもよいので機能追加したいのだが….

とはいえ,切り離されてしまうと,
製品のリリースサイクルが落ちてしまったり,
製品のクオリティが下がってしまうのではないかという懸念がある.
引き続きこの話を追っていきたいと考えている.